大手塾or個人塾

大手塾なら安心か

塾選び。

これほどご両親を悩ませるものはありません。

サピックス、四谷大塚、日能研の三校が
BIG3である事に異論を挟む人はいないと思います。

「この3つのどれかに入れば絶対にうまく行きますか?」

という質問に対して、
私はハッキリと
「No」
という立場を取っています。

これは私自身が上記三校ではない大手塾に勤務していた経験から得た解答です。

どれだけ下位層を拾ってくれるのか

その塾は5年生から本格的にお受験の勉強を始めて
約2年間で仕上げる塾でした。

大手他塾の殆どが4年生からスタートして都合3年で仕上げる塾なので
私の勤務している塾にはその塾に合わなかった、
若しくは潰れてしまった子供達が
「転塾」
してくる事を比較的多く見る機会がありました。

その子たちの殆どは私から見ると
「全く面倒を見てもらえていなかった生徒」
という印象でした。

大きい教室ですと面倒が見きれない、という事は
私も経験があるので分からなくもないのですが
それにしてもおよそ塾に通っているとは思えないレベルのお粗末さでした。

結局は「相性」という一言に集約されてしまうのかも知れませんが
少なくとも大手塾の殆どは下位の生徒を拾おうという意識は薄いように感じました。

トップ層への手厚さ

逆に言えば上位層には効果的である事は間違いありません。

意識が高く自分から学習出来る、
所謂「勉強のできる子」の多くには
BIG3が多くの場合フィットするのかと思います。

高いレベルの受験を志す友人が多数いて
切磋琢磨しながらハイレベルな授業を聞く、
というのは上位層にとっては理想の環境と言えると思います。

結局は相性

しかし、その子達を含めた殆どの子供達に
どの塾がフィットするのかは正に
「人それぞれ」
としか言いようがありません。

私が知る限り、
職人的な技術で毎年難関校に通し続ける個人塾の先生は
かなりの数いらっしゃいます。

私自身、中位のクラスから御三家合格者を出した事もあります。

結論

塾のネームバリューだけではなく、
本人と先生の相性やカリキュラムが本人に合っているか、
フォローが必要な生徒にはどのような形で対応してくれるのか
(大手塾の中には保護者に
「このように家庭でも教えるように」という指導がある塾もあります)
など、様々な要素を勘案して欲しいと思っています。

広告に踊る合格者の数字はあくまでも一つの指標だと割り切って
「うちの子にフィットする塾はどこなのか」
という視点で塾選びをしていただければと思います。

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